今回の仕事
とあるバッグブランドからの仕事。
いつも受ける仕事は
大体、方眼紙に実寸大のデザイン
正面、後ろ、横、内装 と描いてくるデザイナーさんたち。
今回のデザイナーさんは
実寸大の立体
シーチングで作ってきています
その立体を元に この寸法でよろしく! という仕事
これがですねー
作り方が洋服の発想と思われ...
このデザイナーさん、多分洋服の立体裁断の勉強した人なんだろうな
もう、私らバッグの職人にはわけ分からない世界になっています。
自由なんだよなぁ...
その発想の自由さが 面白いバッグになるんだろうから
杓子定規なバッグしか作れない私には羨ましい面も。
しかし、、、実際商品にするのは大変だ。
何回もサンプル担当の人に電話して
(その、デザイナーさんではなくね。
直接私がそのバッグブランドと取引しているわけではないから...)
「この作りは無理!」とか
「先方さんはどんな風に作って欲しい訳??」
などと話し合っています。
はなしを聞くと、他の職人さんも頭を抱えているとのこと
デザインは4つ。
普通のバッグなら型紙を4型作るのに2日 ってところかな。
今回は... 一日にひとつが限界〜
型紙が出来上がっても、とんと自信も無く。
本当にこれでいいのかー?と不安ばかりが募ります。
今まで、出来なかったバッグはないんだから!
と自分に言い聞かせて せっせせっせと紙を切り刻んでいます。