仕事もストップしているので
調子に乗って分割通しマチ編です。
分割通しマチ。なんのこっちゃですよね。
学生時代に習った記憶がうっすらとありますが、
職人さんに「分割通しマチ」と言ってもたぶん通じません。
デザイン画見て「ああ、こういうマチね ハイハイ」 です。
このマチの仕事をやると
「学校で習ったことって何一つ役に立たなかったなー」と
しみじみ思い出すんですよね。
分割通しマチ、そんな単語なんてどうでもいいんですから。。
便宜上、分割通しマチと書きますが
要は底とマチをくっつけた外縫いです。
型紙とダミー用芯材。左上が胴、右上マチ、下が底です。
最初にマチと底を縫います。外表にして。
底側から見るとマチが飛び出ています。
写真がぼけていてすみません。
これをよっこらせと立ち上げて(?)
マチの斜線部分と底を貼り合わせます。
あ、これも斜線部分は薄く漉きます。
分かりますかね〜!?
で、胴と貼り合わせて縫います。
このマチも胴に対して、1センチ内側に入り
底も1センチ上がっています。
先ほど同様、1センチ程度逃がさないと
縫いが大変なことになりますので。
もちろん、平台のミシンでは縫えませんー
続く。