こういう持ち手
ひっくり返しした素材に
みっちりと芯が入っているものです。下の白いのが芯です。
素材を縫ってひっくり返しするまではいいとして、
これにどうやって芯を入れていくか。
ちまちま手で押し込むのは絶対無理です。よくて5センチが限界かな。
これ、どうやって作るかというと...
スズランテープを使用します。
作りたい長さの2倍以上のスズランテープを用意。
まず、縫った素材に通します。
こんな風に。
テープは
二枚重ねの
袋状に
なっているので
重なっている
ところを
そーっと
はがして
中に芯を
入れて行きます
包み込むように
↑ で、スズランテープの端っこを足でしっかりと押さえつけつつ
素材をググッと上に引っ張り、芯を入れて行きます。
スズランテープのおかげで、ツルリン〜 と入って行きます。
入れ終わってから、テープを細かく裂いて、抜き取ります。
抜かないとカサカサ、テープの音がしちゃうので。
もちろん革でも出来ます! というより革で作ることの方が多いです。
最初、師匠から教わったとき 感動しましたよ。
おおーーー!! かっちょいいーーー!! これぞ技!!
こういう持ち手の仕事はあまり来ないのですが
今回、久しぶりに来たので載せてみました。